スプレッドって言葉、実は3つの意味で使われてるんです。
いちばん一般的に使われるのは、海外業者のスプレッド取引のこと。
ペイアウト率が高くて50%の勝率でも儲かるという夢の設定。だ・け・ど、初心者にはおすすめしません。
バイナリー歴2年、月20万円ほど稼いでる僕が初心者向けに解説していきますね。
バイナリーオプションのスプレッドとは?【3つの意味がある】
- 国内業者のスプレッド取引
- 海外業者のスプレッド取引
- 配信レートのずれ
3つとも、「スプレッド」って呼ばれるので、そりゃ混乱しますよね。
初心者向けに3つそれぞれ解説していきます。
①国内バイナリーオプション業者のスプレッド取引
はじめに断っておきますが、国内業者は規制でがんじがらめ=稼せげない=使う価値ナシ。
よってスプレッドを理解する必要もなし。
以上。
というと、ちょっと乱暴すぎるんで国内業者のスプレッドを軽く解説すると。
- 国内業者のスプレッドとは転売時の買値と売値の差
- スプレッドが狭い(=少ない)業者ほど有利に取引できる
国内バイナリーオプション業者特有のラダーオプションっていう取引方法では、判定時間が2時間なんですが「途中でや~めた(転売)」ができるんです。
で、転売するとスプレッドがかかります。
よくわから~んっていう人も、国内バイナリーオプション業者のスプレッドは理解しなくてOKです。
②海外バイナリーオプション業者のスプレッド取引
きました、これ。今日はココを知りたい人が多いはず。
- 勝ちにならない幅(=スプレッド)が設定されてて難易度が高い
- 難しい分、ペイアウト率(勝ったら何倍になるか)が高い
ハイローオーストラリアの無料デモ取引で実際にスプレッド取引してみるとわかりやすいですよ。
スマホ画面のスクショで解説するので一緒にやってみましょう。
- ハイローオーストラリアトップ画面を少し上にスクロール
- 画面上部にクリックデモが表示されるのでタップ
- デモ取引のトップ画面。取引方法を4種類から選べます。スプレッド取引は「Turboスプレッド」「Highlowスプレッド」の2つ
- Turboスプレッドでやってみましょ。ちなみにHighLowスプレッドの方が難しいです
- スプレッドが±0.30ついてます
- 実際のレートは103.983
- 5分後に103.986より高くなる(High)
- 5分後に103.980より低くなる(Low)
- 103.981~103.985は負け
通常のTurbo取引なら、103.984以上か103.982以下かで予想(同じ値は負け)するんですが、スプレッド取引では負けにされる幅「103.981~103.985」が設定されてます。
同値判定(アットザマネー)の幅が広いともいえます。
スプレッド取引は難易度が高い分、ペイアウト率が高く設定されてます。
③海外バイナリーオプション業者の配信レートのずれ
ハイローオーストラリアで、スプレッド取引ではないのに、配信レートがズレてスプレッドが発生してしまうことが。
これを「スプレッド」と呼んでることがあるんですよね。
例えば。
- 現在のレート100円
- 通常のHighLow取引なら100.1以上か99.9以下かで勝ち
- 配信レートのズレのせいで100.3以上か99.7以下じゃないと勝ちにならない
つまり、トレーダーが不利になる配信レートのずれ=スプレッドが起こってるってこと。
実際の画面を用意したかったんですが、、めったに出くわさないんで用意できず。
✅ 配信レートのずれはいつ起こる?
配信レートのずれが起こりやすいって言われてるのは、以下の2つに当てはまってサーバーに負担がかかったとき。
- 為替レートの急激な値動きをしたとき
- 多くの人がいっぺんにエントリーしたとき
配信レートのずれスプレッド問題とか関係なく、上記のタイミングは値動きが乱高下して読めないから、初心者がエントリーして稼ぐのは無理ゲー。
ぼくは以下の時間はエントリーしないようにしてます。
- 9:00直後と15:00直前
- 金曜日(市場が閉まる前なので)
- 経済指標の発表の前後30分
配信レートのずれが起こりやすいのも「初心者がエントリーしないほうがいいタイミング」と被ってますね。
この時間帯を避けてるおかげか、僕が実際に配信レートのずれを見たことあるのは2,3回くらい。レアです。
時間帯について詳しいことは「ハイローオーストラリア時間帯で攻略【知らないと損します】」に書いてます。
✅ 配信レートのずれがあってもハイローオーストラリアを使ってる理由
通常取引でスプレッドが発生するとトレーダーが不利になるんで、「バイナリーオプション業者が儲けるために、わざとスプレッドを起こしてインチキしてる!」っていうデマが飛び交ったりしてますが。
2年以上ハイローオーストラリアを利用している僕から言わせると、無名の業者・国内業者を使うよりは百億倍マシってこと。
- 国内業者:クソ。稼げない。論外
- 無名海外業者:危険すぎ。入金したらお金引き出せないw
- ほかのまあまあ大手の海外業者:出金手数料が高すぎ
正直、ハイローオーストラリア以外の選択肢がないんですよね。
まあ、配信レートずれスプレッド問題は配信側のせいなので、トレーダー側はどうしようもない。ハイローオーストラリアの今後の対応に期待です。
ハイローオーストラリアなら、どうにかしてくれるって思ってます。
バイナリーオプションのスプレッド取引はぶっちゃけ稼げる?
結論から言うと「スプレッド取引は初心者には無理ゲー」
どういうことなのか詳しく紹介しますね。
スプレッド取引の特徴【勝率50%で儲けがでる】
ハイローオーストラリアのペイアウト率(勝ったらもらえる金額の率)はこうなってます。スプレッド取引は難しいので、ペイアウト率が高いんです。
✅ ハイローオーストラリアのペイアウト率
取引時間 | スプレッドなし | スプレッドあり | ||
Turbo | HighLow | Turboスプレッド | HighLowスプレッド | |
30秒 | 1.95倍 | 2.30倍 | ||
1分 | 1.90倍 | 2.20倍 | ||
3分 | 1.90倍 | 2.05倍 | ||
5分 | 1.85倍 | 2.00倍 | ||
15分 | 1.85倍 | 2.00倍 | ||
1時間 | 1.90倍 | 2.00倍 | ||
1日 | 1.95倍 | 2.00倍 |
バイナリーオプションはじめた当時の僕もこう思いました。理論上はそうなんですが・・・
【悲報】スプレッド取引は、稼げませぬ
スプレッド取引は、理論上は勝率50%でも利益がでます。でも、初心者にはおすすめしません。
僕もたまに手を出しますが、継続して勝つのは無理=稼げない。
スプレッドのパワーは絶大。スプレッドが0.1pipsで勝率が1%下がるとも言われてます。
ハイローオーストラリアのスプレッドは通貨別に以下の通り。時間帯によっても上下します。
- USD/JPY:±0.20
- AUD/JPY:±0.20
- AUD/NZD:±0.20
- AUD/USD:±0.20
- CAD/JPY:±0.20
- CHF/JPY:±0.30
- EUR/AUD:±0.40
- EUR/GBP:±0.30
- EUR/JPY:±0.30
- EUR/USD:±0.20
- GBP/AUD:±0.60
- GBP/JPY:±0.50
- GBP/USD:±0.30
- NZD/JPY:±0.20
- NZD/USD:±0.20
- USD/CAD:±0.20
- USD/CHF:±0.20
値動きが大きい傾向にある通貨ペアは、スプレッド幅も大きいってことですね。
どうしてもスプレッド取引をやってみたくなったら、まずデモ取引で。
本番でやっちゃうと3万円くらいが一瞬で溶けますからね(泣)
スプレッド取引の攻略方法は?【そんなものはない】
厳しいですが、通常のHighLow取引・Turbo取引で勝てないなら、スプレッド取引でも勝てません。
だから、まずはHighLow取引・Turbo取引で勝率を安定させて稼ぐこと。
そのためには、デモ取引でコツをつかみ、自分なりの得意なエントリータイミングを作っていくのが近道です。
「ここならいけそう!」ってタイミングがあれば、スプレッド取引で勝負する。スプレッドが使えれば稼ぎが一気に加速します。
勝率90%のツール!とかは絶対詐欺。
とか偉そうに言ってますが、僕はスプレッドは負け越しなんで修行中の身ですw
一緒に頑張りましょう。
バイナリーオプションのスプレッドとは|まとめ
バイナリーオプションで「スプレッド」というと3つの意味があります。
- 国内バイナリーオプション業者のスプレッド取引
- 海外バイナリーオプション業者のスプレッド取引
- 海外バイナリーオプション業者の配信レートのずれ
どの意味で使われてるか、で考えると混乱しなくなりますよ。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引のペイアウト率は2倍越えですが、だからといって稼げるとは限らない。
今日もこつこつデモ取引で修行です。それでは、また。