ハイローオーストラリアで利益いくら出すと税金を払わないといけないの?確定申告は?
今日はそんな疑問を解決します。
税金の話となると逃げちゃいたくなりますが、結構重要な話なんで頑張って下さい。
脱税すると2倍以上の税金を支払う事になるって事もよくあるので、気を付けて下さいね。
ハイローオーストラリアで税金を支払うべき人
ハイローで利益が出た人で、税金を払わないといけないかどうか。
これは状況によって全く違います。
- 会社員
- 専業トレーダー
- 大学生・主婦(バイト)
- 大学生・専業主婦(無職)
以上の主なパターン、それぞれ解説していきます。
会社員でハイローをやってる人は
社員や扶養の範囲外で働いてる人は、20万円以上稼いだら確定申告が必要です。税金は少し増えるくらい。
だけど、ふるさと納税とかやってる場合は20万円未満の稼ぎでも確定申告をして、計算しなおさないといけないんでお忘れなく。
単純に20万円未満の利益なら、何もしなくてOK。
ちなみにハイローで年間300万円以上稼ぐと、かなり所得税が増えるので稼ぎすぎには注意した方が良いかもしれません。(笑)
専業トレーダーの場合
専業トレーダーの場合は、年間収入20万円以上なら確定申告が必要。
48万円あたりを超えると、所得税とか住民税を支払う事になります。
ハイローで稼ぐ場合は695万円くらいに抑えると、ちょっとお得。
ここを超えると、国内バイナリーの方が税金が安くなります。これは所得税のルールが国内と海外では違うから。
- 国内バイナリー:一律20.315%
- 海外バイナリー:5%~45%
ハイロー含む海外バイナリーが国内バイナリーを超えるラインが695万円くらいです。
大学生・主婦(バイト)扶養内で働いてる人は
まずは扶養の範囲内でおさめる場合の話をしておきます。
ちょっとややこしいんですが、とりあえず5つ例を挙げとくんで、参考にどうぞ。
バイト | ハイロー | ||
年間の収入 | 50万円 | 50万円 |
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103万円 | 48万円 |
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103万円 | 19万円 |
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65万円 | 48万円 |
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70万円 | 43万円 |
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扶養に入れるかどうかは、年間の所得(収入)が48万円あるかどうかがポイント。
普通に働いて稼いだお金ってのは、給料として計算されます。この給料として入った収入だけは65万円まで税金をオマケしてくれます。
だけどハイローの収入は、給料じゃないので48万円までしかオマケしてくれません。
だからバイト50万円+ハイロー50万円みたいな稼ぎ方をすると、税金で損する可能性が出てきます。
なのでほんのちょっと稼ぐくらいなら、ハイローの年間収入は20万円未満にした方が手続きも税金も全く関係ないんで、オススメ。
以上が扶養の範囲内で稼ぐかどうかの話。
ちなみに、確定申告はハイローで20万円以上稼いだら必要。
ハイローの稼ぎが年に20万円未満でもバイトの掛け持ちとか、年の途中で辞めたとか、ふるさと納税とかやってるって人は確定申告が必要になります。
確定申告が必要だといっても、ほぼ税金を支払う事は無いです。場合によったらお金が返って来る事もあるので、ちゃんと申告して損をしないように気を付けましょ。
大学生・専業主婦(無職)の場合
だけど税金がかかる、という事ではないです。
参考:経理COMPASS
48万円以上となると、所得税や住民税を払わないといけないかも。
自分で生命保険とか支払っていれば、もう少し稼いでも税金は払わなくても大丈夫です。
ちなみにこのパターンで税金を払う事になると、扶養家族からも外されてしまって、親や夫の税金が増えます。
なのでバイトとかやってなくてハイローだけって人は、48万円くらいに抑えましょう。
ここまでの、まとめ
- ハイローの稼ぎが年間20万円以上だと確定申告が必要
- 課税所得があると、所得税を払う
この2点をしっかり押さえておきましょう。
【課税所得】
専門用語的にいうと、所得税の課税対象となる個人の所得の事。
給料とかハイローの稼ぎとか、色々な収入から経費とかを引いた後の金額の事を課税所得と言います。
この引いてくれるオマケの事を、専門用語で「控除」と言います。
社会保険控除とか、所得控除とかがあります。
住民税は、おいくら?
住民税は住んでる所によってバラバラですが、課税所得の10%くらいと思ってOK
住民税もお金のない人から取る事はなくて、稼ぎの少ない人は支払わなくても大丈夫です。
これもざっくりな話ですが、所得税が取られる=住民税もセットって感じで覚えておきましょう。
ハイローオーストラリアの税金を減らす方法
ハイローの税金は、経費として申告するものがあったら減らす事ができます。
バイナリーオプション取引に必要な経費を申告する事で、費用とみなしてくれて利益から差し引く事ができますよ。
税金を減らせる経費に当てはまるもの
- 取引用の器材(パソコンやスマホ)
- 本やセミナー代金・セミナーの交通費
- 取引記録用などのノートや文房具
- 家賃・電気代・通信費
- 取引ツールの代金
こういうものは経費として認められます。
なので利益をそのまま申告するんじゃなくて、経費に当てはまるものがあれば、一緒に申告しましょう。
ちなみに家賃・電気代・通信費は、取引をしてる時の時間をちゃんと記録しておく必要があって結構面倒です。
経費に当てはまらないもの
- 取引に使ったお金
- ハイローの稼ぎで買った車や腕時計
- セミナーに行った時の食事代←ちょっと微妙
これ絶対に取引に関係ないやろ!ってやつは経費にできません。
セミナーの時の食事代とかになると、ちょっと微妙かも・・・
なので、怖い税務署様に目を付けられないよう、微妙なものは経費にしない方が無難です。
ハイローの確定申告のやり方
オススメの方法
- 税務署のオンラインページで書類を作成
- 印刷して、税務署へ持って行く
- 確認ブースで専門の人に見てもらって提出
これが1番簡単で手軽な方法です。
国税庁の確定申告書等作成コーナーへ
色々とやり方はありますが、印刷して提出するのが1番簡単です。
他のやり方はマイナンバーカードを用意したり、カードリーダーを用意したり、結構準備が大変。
なので、書類を印刷して出す方法を選ぶのが結局1番ラクです。
書類の作成は、1月になってから
給料の金額やら保険額の決定は12月中。ハイローの収支が出るのが12月末なので、1月にならないと作れません。
確定申告の期限は2月16日から3月15日までなんで、それまでに作っておきましょう。
国税庁の作成コーナーを読み進めながら作ると、複雑な計算を自動でやってくれるので、必要書類を見ながら数字を入力するだけ。
ちょっと大変ですけど、画像のガイドライン付きなので大丈夫ですよ。
書類が出来たら税務署へ
書類は完璧。100%問題ない。という方は税務署の窓口に提出するだけです。
提出だけの人はすぐ終わります。
多くの人は税務署で作成して提出する流れなので、待ち時間とか説明の時間があるのでちょっと時間がかかります。
書類がちゃんと出来てるか不安な人は、作成ルートの人と一緒に行って「書類は出来てるんで、確認をお願いします」と言えば専門の人に確認してもらえます。
あとは提出して完了。
どうやって税金を支払うか決めます。
オススメは現金納付(税務署か金融機関)か銀行振込です。記録が確実に残るし、どんな自治体でも対応してるんで。
ハイローの収入が会社にバレない方法
確定申告をして、そのままにしてるとほぼ確で会社にバレます。
副業禁止の会社なんか今更時代遅れですが、契約違反だ!と言われると反論できないんで気を付けましょう。
会社にバレる原因は住民税なんですよね。
住民税の支払い方法を変えれば大丈夫
住民税の支払い方法を普通徴収に変えれば、住民税の通知書が自宅に来ます。
これで会社にバレる事はないです。
だけど、住民税のお知らせが会社に行かないので、その言い訳は考えておきましょ。
住民税を個人で払う時の言い訳は
副業とか言うとガヤガヤうるさいので、不動産所得とか配当所得って言っときましょう。
あと、ふるさと納税もやってるから申告しなきゃだし・・・と付け加えると、良いかも。
住民税の決定通知書や納付書は1度会社に届いてから渡されます。
あんま見られたくないものだから、自宅に届くようにした。とでも言えば文句は無いはずです。
まぁ個人情報なんで一応、中身が見えないようになってますけどね。
ただ、経理の人は住民税がいくらなのか見えるんで、そっから逆算していくら儲けたとか分かっちゃうんで・・・気持ちのいいものではないですよね。
ほっとけよ。とは思いますが、一応ツッコんでくる人のためにも嘘は用意はしておいた方が良いかもしれません。
【まとめ】ハイローオーストラリアの利益にかかる税金・確定申告は
- 利益が20万円以上の時は確定申告が必要
- 他の収入などによって税金が全然違う
- 稼ぎすぎると税金が一気に増える
ざっくり以上の3点は理解しておくと、とりあえず大丈夫です。
稼ぎすぎと言っても、サラリーマンの年収くらいハイローでも稼がないとメチャクチャ取られるって心配はないですよ。
あとは自分が会社員なのかバイトなのか、掛け持ちバイトなのか。それぞれの条件で確定申告が必要だったり、そうでなかったり。
税金がどう変わるのか・・・と人それぞれ全然違うので、読み返して確認してください。