

今回は、ハイローオーストラリアにかかる税金について、分かりやすくまとめました。
「 海外業者だから、申告しなくても大丈夫だろ 」って思ってたら、エグい額になったんで、気を付けて下さいね。
ハイローオーストラリアにかかる税金は、国内業者と少し違う
ハイローハイローオーストラリアは海外業者なので、国内業者を使った時とは、税金のルールが違います。
✅ ハイローオーストラリアにかかる税金の特徴
- 前年の損失を繰り越し出来ない
- 利益が一定額以内なら、国内業者より安く済む
- PCの購入などを経費扱いに出来る
税金は1月1日~12月31日までの利益に対して、かけられます。
ハイローオーストラリアの年間利益を確認する方法
1年分の取引履歴の合計を出すと、確認しやすいですよ。
✅ ハイローオーストラリアの年間収益を確認する方法
- ログイン
- マイページの取引履歴をクリック
- オプションの種類とステータスは、「全て」を選択
- 期間は、1月1日~12月31日
- 右上のダウンロードから、PDFを選択してダウンロード
エクセルで出すと、計算がメンドイんで、PDFで出しましょう。
✅ 年間利益の計算式
ペイアウト合計 - 購入合計 = 年間の利益
利益がマイナスなら、収入0なんで、申告なし。納税の義務も無いです。

確定申告をしなければいけない額
ハイローオーストラリアで一定額を超える額を稼いだ場合、確定申告しないとダメです。
職業 | 限度額 |
---|---|
会社員 パート アルバイト 個人事業主 | 20万円 |
専業主婦 大学生 専業トレーダー | 38万円 |
給与所得が年間2000万円以上は必ず申告 |
ピッタリは、申告不要ですよ。
✅ 給与所得とは
振り込まれた給料額 - 給与所得控除額 = 給与所得
毎月、自分の口座に振り込まれる額ではないです。
注意するべき点が、2つあります。
- 仕事を掛け持ちしてる人は、自分で確定申告をする事
- 扶養のままで居たいなら、『給与所得+ハイローの利益』を38万円までに
ハイローにかかる税金は、人によって違う
ハイローオーストラリアの税金は、総合課税ってものに当てはまり、利益が増えれば増えるほど所得税が高くなります。
- 国内業者 一律20.315%
- ハイローオーストラリアなどの海外業者 5%~45%
だから、めっちゃ稼ぐ人にとっては不利なんすよ。
では、ハイローオーストラリアの税金は、所得でどのくらい違うか、見てみましょう。
所得額 | 控除額 | 税率 |
---|---|---|
195万円以下 | 0円 | 5% |
195万円以上~330万円以下 | 97,500円 | 10% |
330万円以上~695万円以下 | 427,500円 | 20% |
695万円以上~900万円以下 | 636,000円 | 23% |
900万円以上~1,800万円以下 | 1,536,000円 | 33% |
1,800万円以上~4,000万円以下 | 2,796,000円 | 40% |
4,000万円以上 | 4,796,000円 | 45% |
所得税の計算方法は
(所得額 - 控除額)× 税率
【 注意 】所得額は、ハイローの利益だけじゃなくて、他の所得と合計して計算します。
なので、勘違いしないように。
以上の表から、所得額を695万円以下に抑えれば、国内業者を使うよりも、納める税金の額は安く済みます。
✅ 所得税の比較(国内と海外)
給与所得400万円 バイナリー国内業者の利益200万円
(400万円-427,500円)×20% + 200万円×20.315% = 1,120,800円
給与所得400万円 ハイローの利益200万円
(400万円+200万円-427,500円)×20% = 1,114,500円 6,300円得
ぶっちゃけ、平均年収(2018年調査)が441万円なんで、並の会社員の人がハイローで300万円稼いでも、国内業者より税金が安く済みます。
※年収441万円の給与所得は、290万円程です。

ハイローオーストラリアにかかる他の税金
他に、住民税と復興特別所得税を納める事になってます。
ハイローオーストラリアで利益が出た場合、どう税金が計算されるか、解説します。
住民税の計算方法
(給与所得 + ハイローの利益 - 控除額)× 10%
住民税の控除額は、所得税とはまた別です。
地域によって税額に少しだけ差はありますが、都道府県と市町村を合わせて、全国ほぼ10%になってます。

復興特別所得税の計算方法
所得税 × 2.1%
復興特別所得税は、2037年まで取られる特別な税金です。
2011年の東日本大震災の復興のため、2013年から始まった税金なんすよ。

これは、計算が単純で分かりやすいですね。
ハイローオーストラリアにかかる税金の合計
所得税 + 住民税 + 復興特別所得税
となってます。稼げば稼ぐ程、税金が増えます・・・。(笑)


ハイローの税金を抑える方法
パソコンの購入を経費として計算する事で、抑える事が出来ますよ。
1年で100万円の利益を出した。
取引に使うパソコンを15万円で買ったから、純粋な利益は85万円として申告します。
こういう事が出来るんですよ。
ただし、10万円以上のパソコンは、一括で経費として計算できません。
✅ 経費として計算できるもの
- パソコンや、その周辺機器
- 勉強のための本
- セミナー代金や交通費など
- 記録のためのノートや文房具
- 通信費や光熱費
- 家賃
- ツール
でも、プライベートとの区別が難しいものは、全額を経費として計算出来ません。
- 通信費
- 光熱費
- 家賃
主に、以上の3つは、取引していた時間などで割合を出して計算します。
✅ 経費として認められるためのポイント
- 基本的には領収書(レシート)が必要
- 交通費の領収書は、お願いすれば基本的にもらえます
- ICカードの場合は、券売機で使用履歴が印字できる
- 税務署で聞かれた時のために、証拠を出来るだけ残しておく
まとめ ハイローの税金は国内業者より安い
ハイローオーストラリアの利益にかかる税金について解説しました。
✅ ハイローの税金のポイント
- 一定額内なら、国内業者よりも税金が得
- 所得税 住民税 復興特別所得税を納める
- 税金は、1年間ごとの利益で決まる
- 損失を、翌年に繰り越せない
- 必要経費を計算する事で、税金を抑えられる
税金の申告方法は、3種類あります。
書類提出 | 税務署提出 | e-Tax | |
---|---|---|---|
メリット | PCで入力したのを送る | 直接質問できる | 全部ネットで出来る |
デメリット | 郵送が手間 | 行くのが面倒 | 準備が大変 |
3つの中では、e-Taxが手軽です。
確実なのは、税務署に行く事なんすよね。
でも、申告の時期はメチャクチャ混むんで、僕はe-Taxで済ませてます。